11月に発表されたウェアラブル・ニュースを3つ選んでみました。何か面白いニュースがあれば、ぜひシェアしてください。今回は、大企業と新興企業という3つの異なる機関から、最先端のウェアラブル最新情報が寄せられた。ノボサウンドとメディカルデバイス、そしてガーミンヘルスにおけるウェアラブルの進歩に関する興味深い知見に感謝したい。
Garmin Health partners with Labfront to offer a mental health research award worth US$1,750 in fitness trackers and software published via the Notebookcheck platform on Nov 14.
スマートウォッチ企業ガーミンの傘下であるガーミンヘルス社は、メンタルヘルス研究を支援するためにラボフロント社と協力し、1,750ドルの賞金を提供した。vívosmart 5は、睡眠、ストレス、心拍数、水分補給、呼吸など、メンタルヘルスを理解する上で重要な様々な健康指標を追跡できるように設計されている。Labfrontのプラットフォームは、研究者が心拍数やその他の関連イベントに焦点を当て、これらのトラッカーから効率的にデータを収集し、分析することを可能にする。
このコラボレーションにより、研究者は大規模なデータセットを扱うことで負担が大幅に軽減され、研究に集中できるようになる。ガーミン・ヘルス社は、ビジネス、ヘルスケア、研究分野でのウェアラブルの応用拡大を目指し、ラボフロント社は、消費者向けウェアラブルを使った迅速で効率的なヘルスケア分析の提供を専門としている。
Oura Ring pairs with Clue to monitor temperature for the period tracking app published via the Medical device platform on Nov 23.
フィンランド発のスマートリング「Oura Ring」は、生理記録・生殖健康アプリ「Clue」と提携し、生理周期中の体温をモニターする。この提携により、Oura Ringの体温データはClueのiOSアプリで使用され、Clueのユーザーから強い要望があった体温の傾向を追跡できるようになった。この統合は、2024年までに市場価値が大幅に増加すると予想されるウェアラブル・テクノロジーの成長トレンドの一部である。Clueのチーフ・プロダクト・オフィサーであるRhiannon White氏は、体温傾向を他のサイクル・データと一緒に追跡することで、身体のパターンを洞察することの価値を強調している。
今回の提携は、アップルと提携したNatural Cyclesのような他の健康アプリによる同様の統合に続くものだ。Clueはまた、匿名化されたユーザーデータを臨床研究、特に更年期研究のような分野で使用している。彼らは、生体情報統合を拡大し、睡眠トラッキングのような他のデータも含めることを検討している。Clueアプリは医学的に認証されたデバイスだが、Oura Ringはそうではない。Bontaraのような他のスマートリングも様々な健康追跡機能を提供している。
Novosound Expands Healthcare and Wearable Ultrasound Operations in US published via Business Wire on Nov 28.
スコットランドの新興企業ノボサウンド社は、ヘルスケアとウェアラブル超音波技術で米国で大きく前進している。米国の心臓外科医、トッド・K・ローゼンガート博士と共同でバイタルサインのモニタリングを強化し、命を救う可能性がある。ノボサウンドのCEOであるデイブ・ヒューズ博士は、ヘルスケア、ウェアラブル、再生可能エネルギー、さらには英国宇宙局との提携による宇宙開発など、さまざまな分野への拡大を強調している。また、PAVmed Inc.との医療用画像処理、歯科医療におけるdSoundも進展している。ヒューズ氏は、北米における医療、ウェアラブル、産業用モニタリング分野での急成長を指摘し、4年連続で売上を倍増させている。ノボサウンドは、そのビジョンに要約されているように、様々なアプリケーションに超音波を統合し、超音波センサー技術のリーダーとなることを目指している。
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